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センコー/WEB利用の最新マネジメントシステム導入

2003年06月29日/未分類

センコー(株)は、経営管理の充実、事務オペレーションの大幅な効率化等を図るため、「戦略会計システム」、「電子購買システム」、「就業情報ネットワークシステム」を順次、本格稼働させている。
各システムはWEB利用をベースとしており、これらを物流オペレーションシステム「ベストパートナーシステム」とも連携させ、SCMソリューションのためのマネジメントシステムとして、顧客の物流オペレーションの合理化に貢献させる考え。
7月からテスト稼働、10月から本格稼働する「戦略会計システム」は、連結会計システムの高度化とディスクロージャー促進、決算業務の早期化と事務工数の削減、グループ全体の購買集中化による購買コスト削減が狙い。
物流センターでのオペレーション情報と会計システムを連係・一元化させ、センターでの2重処理をなくすため、自動計算機能を強化・拡大。WEBを使った取引先との請求・支払業務のペーパレス化、グループ内のノン伝票・ノン帳票化を実現する。
4月から稼働した「電子購買システム」は仕入コスト削減を目的に、現在各センターで購入している帳票、包装資材、文具、タイヤやトラック備品などといった約12 000アイテムを、電子カタログを構築することで集中購入している。
10月からは「戦略会計システム」と連動させ、グループ内取引の自動精算、購入経費・仕入れ経費の自動計上などを行い、「電子購買システム」はグループ内だけでなく、商品の拡充を図る中、グループ外の一般顧客へも展開し、電子購買による商事売上を100億円に拡大させる計画。
一方、WEBを使った「就業情報ネットワークシステム」は、今年4月に導入。物流センターなどの要員の有効活用、労務管理や各種事務処理の効率化を図るため、生産性実績データをリアルタイムに把握し、要員配置のシミュレーションができる。
パソコンへのキーボード入力やタッチパネル画面入力、バーコードスキャン入力で、出退勤・休憩・作業内容などの作業時間情報が簡単に入力でき、給与計算とも連動する「勤怠管理システム」と、個人別・作業別の生産性実績データをベースにした「業態別(業務内容別)管理システム」で構成している。

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