日産自動車／低排出ガス・低騒音新型エンジン式フォークリフト「アグレス」発売

日産自動車(株)は、『環境・コスト・安心装備のパーフェクトバランス』をコンセプトに開発した、新型エンジン式フォークリフト「アグレス」（1.0～3.5トン）を7月9日より全国一斉に発売する。
世界に先駆けてガソリン、ＬＰＧ車の全バリエーションに、電子制御エンジンのＥＣＣＳ仕様車を設定。この電子制御エンジンは、世界で最も厳しい米国ＥＰＡ(環境保護庁)の排出ガス規制(2004年1月～)に適合する実力を持ち、ＣＯ（一酸化炭素）、ＨＣ（炭化水素）などの有害な排出ガス成分を徹底的にカットしている。特にＮＯｘ（窒素酸化物）については、その発生を従来車比約99%低減しており、産業車両用エンジンとしては世界一のクリーン性能を有している。
またディーゼル車においても不快なスモークを従来車比約90％低減(始動時)するなど「アグレス」は徹底した排出ガス対策を行っている。
さらに周辺環境への配慮として、騒音低減も追及し、ディーゼル車でアイドリング時51.7ｄB-Aという低騒音を実現。これは事務所の室内にいるのと同じレベルの静かさ。
なお、同車は三菱重工業との業務提携により、共同開発されたモデル。
販売目標台数
グローバル：20 000台／年（内 日本：4 000台／年）