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ブラクストン/PLM 導入効果の簡易分析サービス開始

2003年07月28日/未分類

ブラクストン(株)は、企業が、PLM(プロダクトライフサイクルマネジメント)の検討・導入段階において、短期間かつ低価格で導入効果を具体的に測定できるPLM 導入効果の簡易分析ツール「PLM クイック・アセスメント」と「PLM戦略機会アセスメント」を開発し、サービスを開始した。
PLM は、市場ニーズを的確にとらえた製品開発の迅速化・効率化を実現し、製品の市場への早期投入と製品販売の終了・廃棄の遅延のない意思決定を可能にし、製品ライフサイクル全体において、製品を軸とした統合マネジメントと企業内・企業間のコラボレーションの仕組みを実現する経営手法です。多くのグローバル企業が取り込んでおり、国内製造業においても注目が高まっている。
日本企業においては、PLM 導入への期待が高まっているものの、導入に至った企業はまだ少なく、ケーススタディとして実際の効果が見えにくい面があったため、同社では、PLM 導入コンサルティングの実績を生かし独自の方法論を構築、PLM 導入検討企業にとって簡単にかつ具体的な効果を判断できるサービスの開始した。
PLM 導入効果の簡易分析サービス詳細
(1)「PLM クイック・アセスメント」
PLM クイック・アセスメントは、ブラクストンが開発した、低価格・短期間で企業のプロダクトライフサイクルマネジメントの現状診断とPLM 導入による効果を測定・分析するサービス。
約3 週間のアセスメント(評価)期間で、ブラクストンのPLM プロジェクト実績に基づいて標準化されたツールによる調査、アセスメント、ワークショップにより、定性・定量分析を効果的かつ正確に行うことができる。
ツールの特徴は、①PLM プロジェクトマネージャが、対話的に約100 の設問に回答することで、企業のPLM への取り組み(例えば、「製品ライフサイクルプロセスの標準化」、「製品情報の標準化」、「顧客とのコラボレーション」、「収益性の可視化」等)の成熟度を、経営戦略/ 事業プロセス/ 人・組織/ IT ソリューションの4つの視点とベンチマークに基づく評価指標で分析し、今後取り組むべき課題を抽出する(『業務レベル調査ツール』という)。
②ブラクストンのベンチマークデータと独自のPLM 導入効果算定ロジックによりPLM ソリューションの導入期待効果(例えば、「製品開発リードタイム削減」、「製品開発コスト削減(直接効果)」、「生産性向上に伴う見込み収益(間接効果)」等)を具体的に数値化できる(『期待効果分析ツール』という)。
③定型的なツールによる調査だけでは把握が困難な問題を調査するために、ブラクストンのPLM コンサルティングノウハウを標準化した質問集とテンプレートによるアセスメントとワークショップも組み込まれている。
PLM クイック・アセスメントを利用する企業サイドの負担は、各部門のプロジェクト担当者が計約3日間のインタビューやワークショップに費やすのみ。本サービスは、PLM導入を検討中の企業は勿論、すでにPLM を導入している企業のPLM 導入効果の適正検証に活用することが可能。価格は500 万円からで、PLM 専門のコンサルタント約2 名によりサービスを提供する。

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