大日本印刷／電話受け付け機能を安価な自動音声応答システムサービス開始

大日本印刷（株）は、企業の販売促進活動におけるキャンペーンや資料請求で、より幅広い顧客層からの受付を実現するために、（株）MITシステム研究所との提携による、自動音声応答装置（IVR：Interactive Voice Response）を利用した低価格な電話受け付けサービスを開始する。
製品やサービスの販売促進キャンペーンや資料請求では、手軽に応募や申込ができ、多くの生活者をカバーできる手法が求められ、多くの生活者が利用する電話での応募受付けは、以前から要望があったが、カスタマーセンター運営の人件費など多大なコストがかかることや、IVR（自動音声応答装置）が5百～1千万円と非常に高価なことが課題となっていた。
同社では、キャンペーンや資料請求などの全体の企画から各種ツール制作、キャンペーン用サイトの構築・運営、カスタマーセンターの運営、景品発送、顧客分析までの全工程をトータルにサポートする体制を整え、サービスを提供している。
今回、MITシステム研究所のIVRシステムレンタルサービスを利用することで、生活者が利用しやすい電話による受付業務の無人化を行い、より幅広い顧客層からのキャンペーン応募や資料請求の受付を安価に提供することができ、既に提供しているパソコンや携帯電話のインターネットを利用した応募受付サービスなどと併用することで、より高い応募や訴求効果が実現できる。
自動音声応答システムのサービスの特徴
・有人対応で事務局を運営した場合に比べて、約７割から最大２割程度の費用で、電話での受付業務を提供する。
・IVRの利用は、24時間365日の受付を実現することができ、応募情報のデータ化による生活者反応の早期把握や集計業務の負荷軽減が行える。
・音声認識技術を利用して、住所や氏名など、入力された音声のデータ化や、そのデータを用いたテキストマイニングなどの分析サービスも提供していく。
自動音声応答システムのレンタル料金（特殊な場合は以下の金額を越える場合がある）
1ヶ月のレンタル料金　　112 000円～
（内訳）基本料金　100 000円　回線料金（1回線）12 000円
初期費用370 000円～1 220 000円
（内訳）開発費250 000円～1 0 000円
運搬・設置費120 000円～
音声登録費用100 000円～
初年度1億円の売上を見込んでいる。