住友商事／アラブ首長国連邦にタイヤ販売合弁会社設立

住友商事（株）は、アラブ首長国連邦（UAE）において現地パートナーと住友タイヤの輸入販売事業を目的とする合弁会社を設立することで合意した。
住友商事のタイヤ販売事業は従来より輸出主体の川中事業が中心であったが、AAプランにおける積極的展開を図る全社的目標を受けて川下まで幅広く事業を展開することを営業戦略の柱として掲げた。
具体的には今般の合弁会社をUAEにおき、同国での川下分野に展開すると同時に、中東に於ける戦略拠点とすることで、同地域での販売力を高める方針である。
新会社は既存の輸入販売代理店であるShaheen Tyre Establishment（STE）社から営業権を継承し、STE社のオーナーであるイスマイル氏が５１％、当社が４９％それぞれ出資する。住友商事は合弁会社に社長を派遣し、UAEでのタイヤ卸売り、小売販売事業への一層の注力をはかる。合弁会社では2008年度にUAE国内だけで年間約４０億円以上の売上を目指す。
新会社概要
会社名：Shaheen Tyres Company (L.L.C.)
所在地：UAE ドバイ
設立時期：２００３年７月（会社登記完了）
資本金：１２，５００千ディルハム　（日本円４億円相当）
出資構成：イスマイル氏（個人）５１％
住友商事４９％
役員構成：イスマイル氏側２名
住友商事２名（社長派遣）