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ブラクストン/「アビームコンサルティング」へ社名変更

2003年08月28日/未分類

ブラクストン(株)(旧デロイトトーマツコンサルティング)は、アジア発のグローバル・コンサルティング・ファームを目指すべく、2003年11月1日付で社名を「アビームコンサルティング(株)」(英文表記:ABeam Consulting Ltd.)へ変更する。
併せて、デロイトコンサルティングより台湾のコンサルティング部門(本社:台北市)を買収し、アジアにおけるコンサルティング体制の基盤拡充を図る。
同社は、世界4 大会計事務所のひとつである米国デロイトトウシュトーマツ(以下、DTT)のコンサルティング部門であるデロイトコンサルティング(以下、DC)のメンバーファームとして、日本で業務を拡大してきた。
しかし、監査業務とコンサルティング業務の独立性を求める世界的な機運から、昨年7月に米国議会で企業改革法(サーベンス・オクスレー法)が成立し、会計事務所が自ら監査を行っている米国SEC登録企業に対し、監査以外のサービスを提供することに制限が加えられることになった。
同社は既存顧客へのサービスを最優先するために、DTT グループである監査法人トーマツと資本関係を解消、ことし1月1日付で社名を「ブラクストン(株)」に変更し、DC メンバーファームの中でも世界に先駆けてDTT から分離独立する。
一方、DC は同社同様にDTT から分離独立してブラクストンへ社名変更することを検討していたが、ことし3月28日に最終的にDTTの傘下でコンサルティング事業を継続する結論を出し、DTT の監査業務の独立性に抵触しない範囲でコンサルティングサービスを提供していくことになった。
アビームコンサルティングの意味
新社名の「アビーム(ABeam)」とは、アジア発のグローバル・コンサルティング・ファームとして成功を掴むための「Asian Beam(アジアの光線・力)」を意味している。そのほか、“abeam”そのものが「真横に」、「建築物を支えるフレームワーク」、ヨットセーリング用語の「横風を力に変えて速く進む」といった意味を持つことから、「いつでもクライアントの側に立ち、最大限の推進力を持ってクライアントのビジネスの成功を支えていく」という同社の経営哲学を端的に表す言葉として採用した。

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