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トヨタ/小型トラック世界初のハイブリッド車およびクリーンディーゼルシステムDPNR搭載車設定

2003年09月04日/未分類

トヨタ自動車(株)は、日野自動車(株)と共同で開発した、小型トラック世界初のパラレル方式のハイブリッド車およびクリーンディーゼルシステムDPNR搭載車をダイナ200、ダイナ300ならびにトヨエースG25、トヨエースG35に設定し、ダイナ系は全国のトヨタ店、 トヨエース系は全国のトヨペット店を通じて、ハイブリッド車は11月1日より、DPNR搭載車は10月1日より発売する。
今回新たに設定したハイブリッド車は、トヨタの最新のクリーンディーゼルテクノロジーD-CATをコンセプトに開発したもので、4.0Lディーゼルターボエンジン(N04C-TE)に加えPMを画期的に浄化する触媒を組み合わせたシステムDPRと、電気モーター(発電機兼用)、ニッケル水素バッテリーおよび制御装置などで構成している。
その作動は、発進・加速時はエンジンに電気モーターで駆動力をアシスト、通常走行時はエンジンのみで走行、減速・制動時は電気モーターが発電機として作動し失われる運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに回収、車両停止時はエンジンを自動停止(アイドリングストップ)する。
これにより、燃費を従来のディーゼルエンジン車(4Bエンジン 3.7L)と比べ1.3倍(社内測定値)に向上させCO2を大幅に低減するとともに、クリーンな排出ガスを追求し、国土交通省の低排出ガス車認定制度における超低PM排出ディーゼル車「平成12年基準粒子状物質85%低減レベル(☆☆☆☆)」、「平成12年基準排出ガス50%低減レベル(優-低排出ガス)」をクリアしている。
同時に、平成15年(新短期)排出ガス規制の適合はもとより、八都県市の指定低公害車の認定を取得した。
またハイブリッドシステムの特長を活かし、冷凍車などの架装を施した場合、架装物への電源供給も可能としている。
 

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