LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

SAPジャパン/中堅企業向けエントリーパッケージ「mySAP ERP」発表

2003年09月07日/未分類

SAPジャパン(株)は、同社のERPで中核製品である「SAP R/3 Enterprise」を、拡張性と柔軟性に富んだ統合基幹業務ソリューションとして発展させ、新しく「mySAP ERP」と再定義した。
「mySAP ERP」により、企業で必要とされる基幹業務ソリューションに絞って導入することができるため、SAPの包括的ソリューションである「mySAP Business Suite」契約に比べライセンス価格が安価で、また短期間での導入が可能となり、「mySAP ERP」を中堅企業向けエントリーパックとして出荷を開始する。
「mySAP ERP」は、SAPの統合アプリケーション・プラットフォームである「SAP NetWeaver」を技術基盤として、「SAP R/3 Enterprise」の会計・人事・販売・購買などの基幹業務系の実行機能に加え、企業の意思決定をサポートする経営管理ソフトウェア「SAP SEM」( 戦略的企業経営)や従業員間の連携・共同作業の生産性を向上させる「マネージャー・セルフ・サービス」、「セルフ・サービス購買等」を構成要素としている。
「mySAP ERP」は、「SAP R/3 Enterprise」をより強化し、単なる基幹業務の実行だけでなく、マネジメントレベルでの経営管理、従業員の情報収集・業務処理自動化を可能にし、実行から管理におよぶ基幹業務全体の効率化と利益の最大化を実現する。
「mySAP ERP」の導入企業は、「SAP NetWeaver」によって、既存のIT投資を保護しながら段階的なシステム導入を可能にするため、統合や配備に掛かるコストや期間を削減することによってTCOの削減の実現が可能となる。
「mySAP ERP」による投資費用の低額化や導入期間の短縮化により、同社が新たにターゲットとしている中堅企業にあって特に、統合基幹業務システムを構築していくことが可能となる。
導入企業は、将来SAPのCRMやSCMなどのソリューションを必要に応じて追加購入することも可能。
これらのソリューションはERPと統合されることを前提に開発されているため、新たにインターフェースを構築する必要はなく、迅速な導入が可能で、顧客企業は、ビジネス環境が大きく変化しても、既存システムすべてを入れ替えることなく、既存のIT投資を効果的に活用しながら理想的な基幹業務システムを構築することで、柔軟な経営に対応できるようになる。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース