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P&G、IBM/従業員サービスで4億ドルのアウトソーシング契約

2003年09月14日/未分類

ザ・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニー(以下:P&G)とIBMコーポレーション(以下:IBM)は、IBMのコンサルティング部門であるIBMビジネスコンサルティングサービスがP&Gに人事関連のビジネス・トランスフォーメーション(変革)アウトソーシング(BTO)サービスを提供する、10年間、4億ドルのグローバルな契約を締結した。
IBMはP&Gの、約80カ国、9万8千人あまりの従業員に対して、次のようなサービスを提供していく。
給与計算/福利厚生業務/報奨プランニング/海外赴任・転勤者支援/出張・精算業務/人事データ管理。
加えてIBMはP&Gの人事ITシステムのアプリケーション構築と管理をP&Gがすでに展開している先進的・グローバルなSAPシステムと従業員ポータルを活用しつつ、行っていく。
これに伴い、P&Gの約800名の社員はIBMの人事BTOチームに迎えられ、IBMビジネスコンサルティングサービスのヒューマン・キャピタル(人財)部門のスペシャリストと合わせて、世界をリードする人事プロフェッショナル・サービス部隊が誕生する。
P&GとIBMの今回の試みは、両社の社員に、人事における「ベスト・プラクティス」のソリューションを提供するばかりか、今後IBMの人事BTOを採用される顧客にも提供されていく。
今回の契約にもとづくサービスは2004年1月1日から提供開始の予定で、その時点より、サンホセ(コスタリカ)、ニューキャッスル(イギリス)、マニラ(フィリピン)の3カ所にある人事サービス・共同デリバリー・センターの運営がIBMに移管される。
また、25カ国以上にいるプロフェッショナルは、IBMのBTOサービス・センターのグローバルなネットワークの一員となる。
今回の契約で人事業務におけるプロセス改革、テクノロジーの統合、ベスト・プラクティスの活用などを行う結果、P&Gは、社員サービスのコストを抑えつつ、その質を向上させることが可能になる。
また、社員から報告された各種情報を整合性・正確性・標準化のとれた形でエグゼクティブにリアルタイムに提供することで意思決定を支援したり、一層リアルタイムで柔軟かつオンデマンドな社員サービスを提供していくことが期待されている。

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