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クラヤ三星堂/病棟配薬監査システム販売開始

2003年09月25日/未分類

(株)クラヤ三星堂は、病棟配薬監査システム「medks-shalom(メドクス シャロム)」を10月1日、販売を開始する。
近年、医療機関における誤投与、患者の取り違えなど、情報の伝達が正確に行われなかったことに起因する医療過誤が問題となっており、各医療機関では病院機能評価の認定やISOの取得を行うなど、質の高い医療サービス提供ための体制作りが急務となっている。
同社は病院機能評価の項目でもある「患者の安全確保」をサポートするための支援システムとして、新システムを開発した。
病棟配薬監査システムは入院患者の本人確認用バーコードを印字したリストバンドと薬品ラベルを、バーコードリーダーにより読み取ることで正しい投与確認を行ったり、あらかじめ記録した患者データ、調剤データ、注射処方データ、薬歴などの各種データーを確認、管理することができるため、医療過誤の未然防止をサポートする。
さらに、薬剤管理指導業務支援システム(medks-pics(メドクス ピックス))や在庫管理業務支援システム(medks-zigsaw(メドクス ジグソー))との連携により、情報を一元管理し、病院薬局業務をトータル的にサポートする。
CS(カスタマー・サポート)活動の一環として全国的にこのシステムを販売することにより、病院内のリスクマネジメントの一環として、また業務の効率化、医療の質の向上の推進させる。
「medks-shalom」の特長
1.入院患者に対する点滴などの注射薬剤の誤投与防止を支援するシステム。
2.バーコード付き「リストバンド」発行機能により、本人確認が可能。
3.リストバンドは特殊ポリウレタン樹脂を使用し、肌に優しく、長期間装着が可能。
また、入浴、衣類との摩擦等によっても印字された文字が落ちにくくなっている。
4.オーダリングや医事システムなどからの処方データ・患者データの取込が可能。
5.注射処方データを元にしたバーコード付き「薬品ラベル」印字と、バーコードリーダーを利用した調剤監査を行うことが可能。
6.「リストバンド」と「薬品ラベル」とによるバーコードリーダーを利用したベッドサイドでの投薬監査を行うことが可能で、看護師の多忙な業務を考慮し、PDAではなくバーコードリーダーによるシンプル操作を実現している。
7.使用薬剤集計・監査記録簿等の集計が可能。
8.処方データ出力によるmedks-pics(薬剤管理指導業務支援システム)、medks-zigsaw (在庫管理業務支援システム)との連動機能により病院薬局業務をトータルにサポートする。
納入希望価格
1基本セット販売価格 480万円(税抜き)
基本セットとは薬剤部(1か所)・入院課(1か所)・1病棟間のmedks-shalomシステムならびにハード品が含まれる。
販売目標数=平成15年度(平成16年3月期)までに10セット
平成16年度(平成17年3月期)までに20セット

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