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住友化学工業、住友製薬/大分工場新原薬製造設備・新メロペン製剤棟竣工

2003年09月28日/未分類

住友化学工業(株)と住友製薬(株)は約100億円の設備投資を行い、新たな原薬製造設備や
新メロペン製剤棟等が、稼働した。
医薬品販売の伸長に伴う原薬の生産量増加や、国際的にますます厳格化するGMP基準を先取りしてこれらに対応していくため、住友化学大分工場内の既存医薬品原薬製造設備をカルバペネム系抗生物質「メロペン」の原薬製造設備として専用化し、新たに医薬品原薬の製造設備とメロペン製剤棟を建設したもの。
2002年8月から逐次建設工事を開始し、竣工。今後、様々なバリデーションと試運転を実施した上で、2004年秋頃に本格稼働させる。
新原薬製造設備は、地上5階建ての多品種切替工場で、原材料の受け入れから原薬の製造、保管、出荷までを効率的に運営する。
新メロペン製剤棟は、地上2階建てで、同建屋内に混合室、充填室、包装室、試験室等を配置しており、メロペン製剤の製造及び品質管理を行う。
住友製薬は、4月に原薬製造事業を住友化学から引き継ぎ、住友製薬生産本部大分工場として発足させ、竣工した新原薬製造設備と新メロペン製剤棟は、この大分工場が管理運営する。
住友製薬では、原薬から製剤まで一貫した生産戦略のもと、生産体制の整備と品質保証体制の強化に積極的に取り組み、医薬品製造の効率化を一層進め、競争力の強化を図ってく。
新原薬製造設備の建物の概要
所在地:大分県大分市大字鶴崎2200
建物構造:鉄骨造、地上5階建
建築面積:1,758㎡延床面積: 4,814㎡
着:2002年8月2日
竣工:2003年9月18日
新メロペン製剤棟の概要
所在地:大分県大分市大字鶴崎2200
建物構造:鉄骨造、地上2階建
建築面積:4,108㎡延床面積: 6,908㎡
着工:2002年9月10日
竣工:2003年9月18日

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