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トヨタ車体、アラコ/事業統合

2003年10月05日/未分類

トヨタ自動車(株)の子会社である、トヨタ車体(株)、アラコ(株)は、トヨタ車体とアラコの車両事業を統合する事で合意した。
トヨタ自動車は、昨年4月に発表した「2010年グローバルビジョン」の実現に向け、グローバルな事業展開の観点から、トヨタグループとして最も効率的な体制について検討を進めている。
一方、トヨタ車体、アラコは、ミニバン、SUVなど類似した車両、特装事業など、共通性のある事業を有しており、これまでも協力してトヨタとの事業展開を図ってきたが、グローバルな競争が益々激化している中、トヨタグループの中核メーカーとして、開発、生産準備、生産等、全ての分野で一段とレベルアップを図っていくことが求められている。
今回の統合の合意は、両社のノウハウを結集し、経営資源を総合的、効率的に活用することが、両社の発展につながるとともに、トヨタグループの事業拡大・発展に向けたビジョンを実現する上で、極めて有効であるとの判断により実現したもの。
統合後は、多様化する顧客ニーズに対応した、ミニバン、SUV分野でのさらなる製品開発力、
コスト競争力の強化、社会的ニーズの増大に対応した、福祉車両事業、環境関連事業、特装事業の拡充、強化、トヨタ海外プロジェクトの生産活動の一翼を担い、グループのグローバル展開に貢献 、開発、生産、管理などあらゆる部門での効率化などにより、一層の発展を目指していく。
統合の方式は、トヨタ車体およびアラコは対等な立場で統合を行なうが、手続き上は、トヨタ車体を承継会社、 アラコを分割会社とし、会社分割によるアラコ車両事業のトヨタ車体への承継を行なう。
なお、アラコは、車両事業分割後、豊田紡織(株)およびタカニチ(株)と2004年10月1日で合併する予定。
株式の割当比率は、アラコ株式1株に対し、トヨタ車体株式0.98株を割当てる。

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