味の素冷凍食品／冷凍食品原料開発輸入会社「ＦＦＡインターナショナル」設立

味の素冷凍食品（株）は、１００％出資で冷凍食品の原料開発輸入を行う新会社「ＦＦＡインターナショナル（株）」を２００３年１１月１日に設立した。
食品の安全・安心に対する関心が高まっており、今後益々、要求される品質管理水準が高度化し、より詳細な情報開示を求められる動きにあり、原料から差別化された「おいしさの追求」や、「新しい食材」への関心も、さらに高まってきている。
同社は、要望に応えるため、既にタイで鶏肉加工品、中国で野菜加工品について、原料から商品まで一貫した「安心品質」実現の取り組みを行っている。
原料から商品まで自らの力で「安心品質」を実現するために新会社を設立し、「戦略原料」に関し、原料開発、およびその取り組みにより得られる原料・半製品・製品の輸入業務をスピードを持って実行し、冷凍食品事業において強い商品群を更に強化することにより、業界ＮＯ．１、世界企業水準を目指す。
新会社の概要
社名： ＦＦＡインターナショナル株式会社（FFA International Co. Ltd.）
資本金：３，０００万円（味の素冷凍食品(株) １００％出資）
本社：東京都中央区京橋1-16-7
役員：代表取締役社長　満生(みついき)　昌太（現味の素冷凍食品(株)経営企画部課長）
従業員数：当初６人
基本方針：
味の素冷凍食品(株)の原料戦略に基づく原料開発輸入業務を迅速に実行・拡大する。
味の素冷凍食品(株)原料基本戦略
(1)原料品質保証体制の一層の強化と原料トレーサビリティーの構築
(2)原料から関与しての研究開発・商品開発
(3)原料コスト競争力強化
業務内容
：「戦略原料」開発
：原料開発に伴う原料・半製品・製品の輸入業務
事業目標：売上高１００億円（２００８年度）