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ニチレイフーズ、味の素冷凍食品、日本水産/四国で冷凍食品共同物流開始

2007年03月12日/SCM・経営

(株)ニチレイフーズ、日本水産(株)、味の素冷凍食品(株)は3月12日より、四国エリアにおける、冷凍食品の共同物流を開始する。

三社は既に北海道など三地区で共同物流を行ってきたが、今回ははじめて共同保管を実施するなど、物流効率を重視した、より本格的な取り組みになる。

物流コストの削減と、各社最大の懸案事項である排出CO2の削減は従来に比べ10~20%程度削減される見込み。

遠隔地における冷凍食品の物流コスト削減を主な目的として、三社は1999年に北海道エリアでの共同物流を開始し、その後、南九州エリア、中京(岐阜、三重)エリアにおいても同様の取り組みを始め、一定の効果を得ていた。

共同化の内容は、従来、冷凍食品メーカーが、各社ごとに取引先(食品卸、量販店等)の指定する物流センターへの納品を行う場合、冷蔵倉庫や輸送トラックの手配も自前で行ってきた。

今回の共同物流は、3PL業者に委託し、三社の荷物は大阪の冷蔵倉庫に共同で保管し、この拠点から、共通の取引先の物流センターに三社分を一括して輸送する。

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