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キムラユニティー/平成16年3月期 中間決算短信(連結)

2003年11月09日/未分類

キムラユニティー(株)の平成16年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記の通り。
経営成績
1.当中間連結会計期間の概況
当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、株式市況の好転や民間の設備投資に持ち直しの兆しが見られるなど、一部に明るさがみられたものの、完全失業率が依然として高水準で推移する中、個人消費が低迷を続けるなど、景気の不透明感が払拭されないまま推移した。
同社グループと関係の深い自動車業界でも、国内生産台数、国内新車販売台数ともに低調なまま推移した。
このような環境の中で同社は、価格競争の激化や需要低迷の影響を受けながらも、積極的な拡販活動を展開し、既存顧客の深耕、新規顧客の開拓に努め、4月に運送事業部門を(株)ユーネットランスに吸収分割により移管し、運送事業を統合するとともに、8月にはキムラリースサービス(株)(旧(株)スズケン整備)を100%子会社化し、キムラユニティーグループとしての事業規模の拡大と収益基盤の強化に努めた。
その結果、当中間連結会計期間の売上高は運輸部門分割の影響から13 019百万円(前年同期比9.0%減)となったが、営業利益は599百万円(前年同期比23.7%増)、経常利益は597百万円(前年同期比22.2%増)となった。
中間純利益は前中間連結会計期間に発生した厚生年金基金代行部分返上益がなくなったこと等により254百万円(前年同期比59.2%減)となった。
(物流サービス事業)
・包装事業
主要取引先の価格引き下げの影響を受けましたが、既存顧客への深耕や新規顧客への拡販に努めたことにより売上高は6 047百万円(前年同期比12.0%増)。
・運送事業
平成15年4月1日に運送事業の主要部分をユーネットランスに会社分割を実施したことにより売上高は104百万円(前年同期比94.7%減)。
・格納器具製品事業
国内及び北米において鉄製格納器具を中心としての積極的な拡販活動を展開したことにより売上高は1 055百万円(前年同期比20.7%増)。
以上の結果、物流サービス事業の売上高は7 207百万円(前年同期比12.7%減)、営業利益は340百万円(前年同期比20.8%減)となった。
(自動車サービス事業)
・車両リース事業
市場競争激化の環境が続くとともに、企業のコスト削減施策や合理化による販売単価の下落の影響を受けたことにより売上高は2 766百万円(前年同期比1.8%減)。
・車両整備事業
販売単価の下落や企業の車両保有台数の頭打ちによる需要減少の影響を受けたことにより売上高は981百万円(前年同期比2.6%減)。
・自動車販売事業
引き続き個人消費の低迷の影響を受けたことにより売上高は359百万円(前年同期比21.4%減)。
・カー用品販売事業
カー用品需要低迷の影響を受けたことにより売上高は616百万円(前年同期比13.8%減)。
・保険代理店事業
保険料率自由化や通信販売の拡大等による競争激化はあったものの、生命保険の拡販努力等が奏効したことにより売上高は319百万円(前年同期比4.8%増)。
以上の結果、自動車サービス事業の売上高は5 080百万円(前年同期比4.9%減)となったが、営業利益は原価削減等の努力により565百万円(前年同期比29.3%増)。尚、平成15年8月1日に子会社となりましたキムラリースサービス(株)につきましては、当中間連結期間は損益の連結対象としていない。
(その他事業)
・情報サービス事業
一括請負受注の減少の結果、売上高は725百万円(前年同期比4.8%減)。
・人材派遣事業
前年度に事業スタートをし順調に受注が拡大した結果、売上高は194百万円(前年同期比921.4%増)。
以上の結果、その他事業の売上高は920百万円(前年同期比17.9%増)、営業利益は43百万円(前年同期比48.0%増)。
通期の見通し
通期の見通しにつきましては、国内景気は一部に回復の兆しがみられるものの、依然として先行き不透明な厳しい状況が続くものと予想される。
このような環境の中で当社グループの通期にも、価格競争の激化による単価下落の加速等厳しい状況が続くと予想している。
しかしながら、「顧客価値実現に向けてのCSナンバーワン経営への変革」を実現するため、業態改革を強力に推進し、お客様のご期待を上回る商品・サービスの提供に努めるとともに、さらなる受注の拡大と原価の低減に注力していく。
通期の予想は、売上高は28 670百万円(前期比3.5%減)、営業利益1 200百万円(前期比5.4%増)、経常利益1 220百万円(前期比6.7%増)、当期純利益530百万円(前期比15.1%減)を見込んでおります。

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