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キムラユニティー/新規事業所の収益改善で営業利益4.1倍

2010年05月11日/3PL・物流企業

キムラユニティーが5月11日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は349億8100万円(前期比7.9%減)、営業利益9億6000万円(4.1倍)、経常利益9億8500万円(2.5倍)、当期利益3億5800万円(86.6%増)となった。

営業利益は、新規事業所の収益改善の進展などで大幅な増益となった。

各事業の概況は、物流サービス事業では中国・天津と広州の子会社が順調に拡大したが、自動車生産が本格的に回復しておらず、特に上期の受注減が影響し、売上高は216億5400万円(6.8%減)となった。営業利益は、徹底した原価削減の推進などで14億1300万円(321.5%増)と大きく回復した。

自動車サービス事業は、企業の新規自動車リースへの切替控えなどで主力商品の自動車リース販売が減収となるなどの影響が見られ、売上高は117億4400万円(5.8%減)。営業利益は、前期後半からのリースアップ車両売却単価の大幅な下落が影響し、3億700万円(58.3%減)となった。

来期は、物流サービス事業で中国子会社2社の倉庫規模の拡大による拡販を見込みで、売上高は356億円(1.8%増)、営業利益10億6000万円(10.4%増)、経常利益10億5000万円(6.5%増)、当期利益5億5000万円(53.4%増)を見込んでいる。

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