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山之内製薬 /国内製剤生産機能を集約・統合

2003年11月13日/未分類

山之内製薬(株)は2005年4 月1日付けで国内製剤生産機能を集約・統合を決定した。
これに伴い、山之内製薬の焼津工場(静岡県焼津市)と西根工場(岩手県岩手郡西根町)を会社分割により、また、山之内東海ビジネス(株)(静岡県焼津市)を吸収合併により東北山之内製薬(株)(岩手県岩手郡西根町)に統合し、新たに製剤生産子会社として発足する。
山之内製薬は、国際競争力を強化するため、生産体制の継続した見直しを進め、2002年3月には小豆沢工場(東京都板橋区)、開成工場(神奈川県南足柄郡)の2製剤工場を閉鎖。
また、海外では台湾山之内製薬の製剤工場を2004年6月に閉鎖を決定している。さらに、2005年の薬事法改正により製薬企業は生産機能を全面的にアウトソーシングすることが可能となる。
今回の国内製剤生産機能の集約・統合は、薬事法改正を機に、生産体制の一層の効率化とコスト競争力の強化を図るためのもの。
今回のの集約化により、山之内製薬の国内製剤生産機能が全て統合されることになる。なお、技
術開発本部機能と製剤技術に関する研究・開発機能等は山之内製薬本体が担い、グローバル生産拠点のマネジメントと技術支援を行う。
山之内製薬は高萩(茨城県)とアイルランドに原薬生産拠点を構えているほか、製剤生産拠点については、日本、欧州、米国に拠点を有し、既にグローバルな体制を整えている。
同社では、企業価値の継続的な向上を図るため、生産体制についても引き続き見直しを進め、国際競争力の更なる強化を目指していく考え。

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