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ジクー・データシステムズ/高性能経路探索エンジン「QuadrixR Routing Server」販売

2003年11月16日/未分類

ジクー・データシステムズ(株)は、GPSを利用した移動体位置管理システムの構築に必要となる経路探索エンジン・ソフトウエア「QuadrixR Routing Server」の発売する。
「Quadrix Routing Server」は、カーナビゲーションシステム等で一般的な2点間の経路探索機能の他、 物流業務の配送計画立案等に有効な多点間最適巡回路や一定時間内での到達可能範囲等を高速に計算する機能をもつ、マルチOS対応のサーバソフトウエア。
今回、交通情報サービス(株)(ATIS)との共同開発により、同社提供の渋滞情報をインターネット経由で取り込み、最新の渋滞状況を反映した最適経路の計算も可能とした他、高速な経路計算性能を提供しつつ、2681万通りに及ぶ多彩な検索条件指定機能や33種類のガイド機能など高機能も実現。
業界標準のJ2EE(Java 2 Enterprise Edition)環境で動作するため、基幹システムとの親和性が高い点も大きな特長。
従来、高度な移動体位置管理システム構築には、経路探索エンジンとは別に、ユーザ側で地図や住所検索のソフト、地図データ等を別個に購入・インテグレーションする必要があったが、「Quadrix Routing Server」ではこれら全てをパッケージ化。この結果、本製品を利用すれば、システム構築時のソフトウエアとデータのコストを従来の1/2以下に下げることが可能。
「Quadrix Routing Server」の導入により、物流業務で各運転手がGPS携帯電話を通じて渋滞回避経路や複数の配送先を回る最適経路の検索が可能となり、携帯電話の一般ユーザに「歩行者向けナビゲーション機能」を提供でき、多数の営業マンや保守要員を抱える企業ではコールセンター・SFA・CRMシステムと組み合わせて突発的な顧客要求に対応できるようになり、さらに官公庁や自治体では地域防災システムにおいて避難経路指示や緊急車両誘導が可能となるなど、あらゆる用途での効果が考えられる。
これら位置情報サービスを含む民間の地理情報システム(GIS)の市場規模は、移動体位置管理システムでの携帯電話利用が普及することなどから、2005年には2.5兆円(出典:NSDIPA)になると予測され、位置情報システムの基本要素である経路探索エンジンの役割は今後ますます広がるものと考えられる。
今後、ジクー・データシステムズでは、「Quadrix Routing Server」と基幹システムを接続した高度な位置情報管理システムによって位置情報が業務と統合されるソリューションを、「Location Based Management(LBM)」と呼称し、LBMを推進するシステムの導入を提唱・提案する。
■パッケージに含まれる商品
日本オラクル株式会社  Oracle 9i Application Server (J2EEサーバ)
住友電工フィールドシステム株式会社  道路ネットワークデータ
株式会社昭文社  道路地図
国際航業株式会社  市区町村界地図データ
■ 製品ラインナップについて
Quadrix Routing Server (地方版) 6 0 000円
(全国版) 12 0 000円
ATIS Connector (オプション製品) 3 0 000円
お問合せ先
ジクー・データシステムズ株式会社 営業部
TEL03-5148-5729
E-Mail: contact@jicoux.com

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