JALグループ／e-チェックイン実証実験をソウル仁川国際空港に拡大

JALグループは、国土交通省「e-エアポート」構想の一環として行っている「e-チェックイン」を2004年1月8日からソウル仁川国際空港での搭乗手続きにも導入拡大する。
新東京国際空港における「航空手続きの電子化等に関する実証実験」は、国土交通省が昨年から実施しており、JALグループも当初から実験に参画している。
今回は、日本側で新東京国際空港公団、ＮＴＴデータ、松下電器産業、韓国側では仁川国際空港公社および最新バイオメトリクス技術を取り扱うKDNSmartec社の協力により、これまで日本国内での利用に限定していた実験の枠組みを拡大し、国際的な運用性の検証を行う。
航空会社が2国間で行うバイオメトリクス実証実験は世界で初めての取り組み。
e-チェックインシステムの4カ国語（日・韓・中・米）対応等を行い、プログラム参加対象の顧客を日本人以外の顧客にも拡大する。
新しい「ｅ－チェックイン」実証実験の概要
１．実証実験期間（予定）
2004年1月8日～2004年6月30日
２．実験対象
ＪＡＬグローバルクラブ会員、ＪＡＬマイレージバンク会員等の中で、協力頂ける顧客。
目標参加人数：　約5 000名
内、成田＝仁川便利用者約1 000名