セコム損害保険／「PeopleSoft 8 CRM」導入

日本ピープルソフト（株）は、CRM製品「PeopleSoft 8　CRM」が、セコム損害保険（株）の「MEDCOM」コンタクトセンターシステムに導入され、このたび同システムが本格稼動したことを発表した。
セコム損害保険の自由診療保険「MEDCOM(メディコム)」は、2001年の発売開始以来、自由診療に対応した画期的な医療保険として大きな注目を集めてきた商品だが、この「MEDCOM」を支える貴重な役割を果たしているのが、「MEDCOMコンタクトセンター」。
セコム損害保険は、このコンタクトセンターを、顧客との接点として欠かせない物であるとともに、ビジネスプロセスをサポートする存在としても重要な役割を担うものと位置づけ、再構築を図った。
再構築には、日本NCRの提案を元に、システムの基盤に「PeopleSoft　8　CRM」を採用し、PeopleToolsでアプリケーショの拡張を行った。
データベース化されたステータス管理をベースに、保険の申込受付から審査、計上、収納に至るまで保険証券発行までの複数部門にわたるプロセスが一貫してシステム化されており、さらに社内の基幹システムや書類作成のための印刷会社とも連携している。
ビジネスプロセスを一元的にステータス管理し、一貫してサポートすることで、これまで以上に的確かつ迅速な顧客対応が可能なシステムを実現した。