住友商事(株)は、アビーム コンサルティング(株)と自動車業界特化型コンサティング会社、(株)住商アビーム自動車総合研究所(以下:自動車総研)を2003年10月に設立し、本格的に営業を開始した。
アビームは元大手会計事務所系コンサルティング会社のデロイト コンサルティングのメンバーファームであり、大手総合商社と大手コンサルティング会社による業界特化型合弁コンサルティング事業は、日本で最初の試みとなる。
自動車総研は自動車産業の中核を担う中堅・中小の製造業や流通・サービス業といった自動車「業界内」の会社、さらには海外や異業種から投資、新規参入を検討中の自動車「業界外」の投資家の双方を顧客としてサービスを展開する。
自動車総研では住友商事の持つ製造分野から小売、物流、金融分野まで、自動車業界で幅広く事業展開するネットワークと経験に裏付けられた、事業構築・開発の知識・助言・提案力とアビ―ムの持つ世界有数のコンサルティング会社として培った、戦略・業務プロセス・情報技術・人・組織などを通じた経営革新支援の実績とを融合させ自動車「業界内外」の顧客層に対して幅広いリサーチ、コンサルティング業務を提案していく。
業界内へのサービス
1.インフォギア:各種情報提供、受託調査
2.アセットギア:資産の流動化や証券化など企業の財務戦略、ALM戦略のサポート
3.プロセスギア:業務フロー、プロセス改善、アウトソース戦略、情報システム再構築など業務革新のサポート
4.グローバルギア:海外進出支援のパッケージ提供
5.ストラテジーギア:成長戦略、競争戦略立案のためのトータルアドバイス
業界外へのサービス
1.エントリーターボ:投資家の市場エントリーを円滑にするためのスクリーニングやビジネス・デューディリジェンス
2.エグゼキューションターボ:投資、統合実行のプロセスの円滑化や成長と企業価値増大のための各種アドバイスや経営参画型投資のハンズ・オン部分の受託代行
3.エグジットターボ:投資の最終局面でのIPO、あるいは他の金融投資家への売却よるExitにかわる戦略バイヤーの斡旋・仲介や売却プロセス円滑化・高付加価値化のための補足レポート
自動車総研では、法人化前から、投資ファンドやベンチャーキャピタル向けの自動車業界投資アセスメント、自動車メーカーの海外展開支援、日系メーカーの海外進出を促すための海外の投資ファンド設立、自動車業界事業会社への「ハンズオン」投資支援等、着々と布石を打ち、実績を積上げてきたが、法人化を機に本格化させる。
尚、住友商事が10月に出資参画した中古自動車オークション会社である(株)シーエーエー(旧中部オートオークション、以下CAA)に対するコンサルティング業務も請け負う。
自動車総研会社概要
会社名:株式会社住商アビーム自動車総合研究所
設立:2003年10月
所在地:〒104-8610 東京都中央区晴海1-8-11 晴海トリトンスクエア内
代表取締役:加藤 真一
資本金:50百万円
主要株主:住友商事 80% アビーム コンサルティング 20%
事業概要:自動車業界におけるコンサルティング、調査など
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住友商事、アビーム コンサルティング/自動車業界特化型コンサルティング会社設立
2003年11月26日/未分類
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