松下電工／中国のリレーメーカー「厦門宏発電声」に資本参加

松下電工（株）は、中国最大手のリレーメーカーである厦門宏発電声有限公司)へ、広範なコラボレーションを目的に、資本参加する。
松下電工と、中国のリレーメーカーである厦門宏発電声は、昨年４月に合弁会社「厦門松下電工控制装置有限公司」を設立し、製造面での連携を進めてきた。このたび、両社は双方が持つ「強み」を一層融合させ、パワーリレー分野で、開発から販売までのサプライチェーン全般に亘る広範囲なコラボレーションの展開に合意し、松下電工が厦門宏発電声に資本参加することになった。
資本参加後の松下電工の出資比率は８％、出資時期は２００４年１月。まずは、松下電工から、金型技術、品質評価技術を供与しつつ、同時に幅広い連携について協議を始める。
中国のリレー市場は、家電用パワーリレーを中心に急速に拡大すると共に、ニーズが多様化しています。また大手から中堅まで、裾野の広い顧客構造となっています。それぞれの強みを融合することにより、市場に新しい価値を提供すると共に、両社それぞれの事業拡大を狙います。