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大日本インキ化学工業

2003年12月17日/未分類

大日本インキ化学工業(株)(以下:DIC)と旭化成ライフ&リビング(株)(以下:旭化成L&L)は、両社の二軸延伸ポリスチレンシート(OPSシート)事業を2004年4月を目途に、折半出資の新会社に統合する。
OPSシートはスーパー、コンビニエンスストアなどで販売されている弁当・惣菜のフタをはじめとする透明な容器に主に使用されるもので、近年は日本人のライフスタイルの変化からその需要は2002年で16.5万トン、前年比4%増(推定)と着実に伸長している。
同市場には既にメーカーとして6社が参入し、さらには他素材との競合等から、各社は厳しい環境下にあり、利益確保が難しい状況となっている。
厳しい事業環境の中、両社はこれまで様々な抜本的な合理化やコスト削減策を実施し、努力を続けてきたが、更なる効率化を実施するため、販売・生産・技術にわたるOPSシート事業の統合を行う。
両社は、今後、生産ラインの特徴を生かした効率化、組織統合、販売物流のコストダウン等を図り、両社の優位性を融合させることで競争力を一層強化し、アジア市場も視野に入れて更なる成長を目指す。
折半出資による新会社は、社名、資本金や本社所在地等は現在のところ未定だが、従業員数は約100名となる予定で、2007年度に売上高150億円を目指す。
なお、生産は、統合後も現在の2工場体制(DIC:滋賀県甲賀郡、旭化成L&L:三重県鈴鹿市)に変更はない。
新会社の概要
会社名:未定
出資比率:DIC50%、旭化成L&L50%
本社:東京(予定)
営業開始:2004年4月1日予定
事業内容:OPSシート、耐熱シートの製造・販売及び研究開発
売上目標:2007年度150億円
従業員数:約100名

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