首都高速道路／夜間割引社会実験の実施状況

首都高速道路夜間割引社会実験協議会は、11月28日から開始した首都高速道路夜間割引社会実験の実施状況について まとめた。
■夜間割引の概要
実施期間：平成15年11月28日（金）22：00～平成16年3月1日（月)6：00前まで
対象車種：ETC無線通行車（普通車、大型車とも）
割引時間帯及び割引率：夜22：00から翌朝6：00前まで
他の割引（ETC前払割引13.8％）を合わせて、最大割引時おおむね半額
実施状況
交通状況の変化
11月29日（土）から12月12日（金）までの2週間の平均データを実験開始前1ヶ月のデータと比較
（東京線及び神奈川線の合計）。
・割引時間帯（0～6時 22～24時）では、全車で約7 600台が増加しているが、そのうち約8割の6 300台がETC車の増加であった（期間平均1日あたりの増減）。
・ETC利用率については、通常時間帯（6～22時）で13.9％から14.7％の0.8ポイント増となったが、割引時間帯（0～6時 22～24時）では12.0％から14.6％となり2.6ポイントも増加した。
・街路の交通状況の変化等については、今後解析予定。
・事前に心配された時間待ち駐車はほとんどなく、料金所における交通の支障は生じておらず、円滑に実験は行われている。