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NEC情報システムズ/RFIDによる生産管理機能を実現した工場製造管理パッケージ発売

2004年01月04日/未分類

(株)NEC情報システムズは、製品のトレーサビリティ向上をはじめ、製造業における品質向上や製造現場における新たな生産管理ニーズに応えるため、RFIDを用いた生産管理機能を実現した工場製造管理パッケージ「SFCPOP/J(エスエフシーポップジェイ)」を製品化し、販売を開始しました。

新製品は、これまでに100システム以上、約400コンポーネントの導入実績を有する「SFCPOP」を大幅に強化したもの。

主な特長
・RFID(無線タグ)の活用
規格統一、コスト低下の流れの中で、今後生産、流通のあらゆる分野での利用が高まることが期待されているRFIDを、非接触読み取り、書き換え可能であるという特徴を生かし、作業伝票として利用することを可能とした。
これにより、作業実績の入力工数、伝票にかかるコストの削減をはかる。
また今後RFID自体のより一層のコスト低下をにらみ部品、製品の識別用に、或いは品質情報の記録など利用範囲を拡大していくことを計画している。

・Webブラウザベースの管理機能の実現
激しい需給変動に耐えうる製造管理システムを実現するには、現場の情報が、工場管理部門だけでなく、本社、営業拠点などのどこからでも共有できる仕掛けが必要。
標準アプリケーション開発基盤であるOrteusTMを管理画面の開発ツールとして使用することにより、どこからでも、どの端末からでもWebブラウザにより、情報が共有できる仕組みを実現した。
また、Orteusを使用することにより、市場ニーズの変化に伴って絶えず変化が求められる製造現場への柔軟な対応が可能となる。

トレーサビリティ機能の標準装備
食品業をはじめとするあらゆる業種で品質に対する要求が高まるなか、ISO9000、GMP、HACCPなどの品質管理システムで要求される製造履歴を収集・管理するトレーサビリティ機能を提供する。

・サービス機能範囲の拡大
在庫の適正化、不良在庫の削減など、現場の改善をより効果的に実現するため、新たに在庫管理機能と棚卸機能を追加した。グローバル会計ニーズに基づく月次決算の早期化に向けた現場棚卸しの効率化、スピード・精度アップに貢献する。

「SFCPOP/J」の提供価格はパッケージ価格で180万円からで、今後1年間で20システム以上の販売を見込んでいる。

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