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三井住友海上火災保険/自動車リスクマネジメントサービス「運転ドック」提供開始

2004年01月07日/未分類

三井住友海上火災保険(株)は、事故削減効果が高い「添乗指導」教育を車載機器で取得した個別の運転データにより実施する、業界初の自動車リスクマネジメントサービス「運転ドック」を開発、提供を開始した。

同サービスは、車載機器で取得した速度・危険挙動(急発進、急ブレーキ等)・携帯電話使用などの運転データから、運転上の問題点や事故発生の危険性などを運転者毎に精緻に分析し、その結果により、運転者・管理者双方に対しオリジナルの添乗指導プログラムを提供する。 

運転データの取得と結果通知だけではなく、結果を基に「管理者」への具体的事故防止対策の提案、「運転者」への個別指導教育などを行うトータルサービス。

添乗指導は、添乗した指導員が運転者の実際の運転方法を観察・評価しながら指導を行うことで、交通安全教育指針(国家公安委員会告示)、交通労働災害防止のためのガイドライン(厚生労働省通達)でも効果的な教育法として推奨している。

■サービスの概要
(1) サービス手順
STEP1 : 専用車載機器を設置し、1ヶ月間(標準)にわたり運転データを車両毎に取得・分析
(取得データ例:速度、急ハンドル・急ブレーキなどの挙動、携帯電波など)
STEP2 : 運転データの分析を元に、「管理者」への各種コンサルティングを実施   
(具体例:管理体制アドバイス、運転者教育プログラム提示、人事労務管理手法の提案など)
STEP3 : 「運転者」への個別運転安全教育の実施
(危険な運転者に対し、「添乗指導」「安全教育」を個別実施)

(2) 料金
車載機器によるデータ取得は6500円~(1ヶ月/台)、添乗指導は1時間5000円~(1名)
その他のサービスは基本的に無料で実施。
(3) 実施対象
社有車を保有する法人事業者・従業員(青ナンバー・白ナンバーを問わない)
(4) 実施時期
首都圏・関西圏を中心にスタートし、2004年4月から、全国への本格展開を行う予定。

サービス実施の効果として、実施企業では、運転者への個別安全運転教育が徹底され、運転方法・態度の改善、安全運転意識の向上が図られることで、大きな事故削減効果が期待できる。

   

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