日野自動車(株)はNOx、PMを「新長期(平成17年)排出ガス規制」適合レベルとし、燃費を現行ディーゼル車比で約20%向上させた4t積クラス「中型ハイブリッドトラック」のモニター運行を04年1月より開始した。
製品化への最終段階として顧客の協力を得てモニター運行を行い、今春の発売を予定している。
「中型ハイブリッドトラック」は、新短期(平成15年)排出ガス規制に対しNOxを50%以上、PMを85%以上低減し、国土交通省「優低公害車『☆☆(50%低減)』」および超低PM排出ディーゼル車認定制度『☆☆☆☆(85%低減)』適合レベルとなる。
さらに発進・加速時に電気モーターでエンジンをアシストするなどのハイブリッド効果により燃費を向上させ、CO2排出も約17%低減する。