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NTTデータ/RFIDを利用し、宅配手荷物と航空手荷物のe-タグ実証実験参加

2004年01月18日/未分類

(株)NTTデータは、国土交通省が推進する、国際空港の高度IT化を先導する構想「e-エアポート構想」の一環として実施される、RFIDを利用した、宅配手荷物と航空手荷物のワンストップサービス「手ぶら旅行」に関する実証実験(e-タグ実証実験)」に参加する。

国の重点施策として掲げられている「新総合物流大綱」を背景に、これまで航空輸送分野におけるRFID技術に関わる様々な基礎調査研究を進められており、その成果を基に今回、国土交通省により、RFID技術を活用した新しい輸送形態である「手ぶら旅行」の実現に向けた実証実験が実施されることになった。

NTTデータは本実証実験に対し、新東京国際空港公団、ASTREC(次世代空港システム技術研究組合)、航空会社(2社)、宅配事業者(4社)とともに協力をおこなう。

実験の目的は、成田空港より出発される旅客にモニターとして「手ぶら旅行」サービスをの受容性、運用の手法を検証することを目的としている。

「手ぶら旅行」は、これまで航空手荷物輸送において機能分離されていた、陸運輸送と航空輸送を一体化し、旅客が宅配会社に預けた手荷物を空港で引き取り無しにそのまま搭乗手続きができ、到着空港のターンテーブルで受け取るサービス。

実証実験の実施期間:平成16年3月1日(月)~平成16年3月25日(木)

実証実験の手順
・航空会社と宅配事業者において、成田空港から出発する旅客を対象に実験参加モニターを募集。
・宅配事業者において、モニターの手荷物を自宅まで引き取る。モニターの手荷物にはRFIDが添付されたタグ(荷札)が付与される。
・集荷された手荷物は成田空港まで搬送され、手荷物検査後に一時保管する。
・出発当日、モニターは「手ぶら」で航空会社のチェックイン手続きを行い、そのチェックイン情報を元に、預けた手荷物が自動的に空港内で仕分けされ、航空機に搬送される。
・モニターは到着空港で手荷物を受け取る。
・モニターは随時、預けた手荷物の搬送状況を確認することができる。

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