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東急建設/トレイ開閉式廃棄物シュータ開発

2004年01月28日/未分類

東急建設(株)は、使用済みオムツ等の廃棄物を詰めたゴミ袋を破裂させることなく最下階の集積室まで段階的に降下させて排出する「トレイ開閉式廃棄物シュータ」を開発し(特許出願中)、埼玉森林病院増築工事(発注:医療法人昭友会、60床)に適用して、その導入効果を確認した。

病院や老人介護施設の各階で発生するゴミ袋に詰められた使用済みオムツ等の廃棄物は、従来は各階で人が収集してエレベータや階段を利用して運ぶか、または小荷物専用昇降機等により集積階まで運ぶ方法がとられていた。しかし、これらには以下のような問題点があった。
・小荷物専用昇降機の場合は、投入階と集積階にそれぞれに人員が必要である。
・小荷物専用昇降機の場合は、ある階で使用中の場合に別の階では使用できず、空くのを待つ必要がある。
・エレベータや階段を利用して運搬する場合、利用客等との動線が一致し、衛生や印象の面で問題がある。
・落下シュートを利用すれば集積階に人員は不要だが、落下の衝撃で袋が破裂し、内部の廃棄物が飛散する恐れがある。

こうした背景から、袋に詰められた使用済みオムツ等の廃棄物を破裂させることなく、しかも少ない人員で運搬・排出することのできる低コストの装置が求められている。

同社では、投入された廃棄物を複数の開閉式トレイ(受け皿)により段階的に降下させることで落下衝撃を低減する「トレイ開閉式廃棄物シュータ」を開発した。
 

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