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三菱商事/5酒類・食品卸と共同出資会社設立、受注・物流共同利用

2004年02月09日/未分類

三菱商事(株)は、(株)明治屋、丸大堀内(株)、佐藤(株)、カナカン(株)、旭食品(株)の有力酒類・食品卸5社との間で、卸売機能の協業を目的とした共同出資会社を設立する。

共同出資会社(社名:「アライアンス・ネットワーク(株)」)は、2004年2月に資本金30百万円で設立され、株主構成は三菱商事51%、明治屋29%、丸大堀内5%、佐藤5%、カナカン5%、旭食品5%となる。

新会社は、卸売機能、物流・情報インフラの共有化、コスト削減対応等で協業化を検討・実行し、全国ネットと地域密着型のサービスを充実させ、全国流通チェーンと地域有力チェーンをはじめとする小売業の顧客満足度をより一層高めることを目指す。

食品業界においては、少子高齢化の進行、消費者ニーズの多様化に加え、外資小売業の参入による競争激化の中で、小売業各社は生き残りをかけた差別化を進め、自社の特徴を打ち出している。

酒類・食品中間流通業においても、小売業の多岐に亘る要請に応えるべく、卸売機能の高度化を図る一方でローコスト化に努めている。

共同出資会社に出資・参画する有力酒類・食品卸5社と三菱商事は、小売業による食品卸の選別・集中が進む中で、今後小売業に選ばれる存在になるためには、酒類・食品メーカーの支援を得ながら、酒類・食品卸が個々の対応でなく、協業による更なる機能強化・効率化・サービスレベルの向上を図ることが必要不可欠と判断し、共同出資会社を設立した。

共同出資会社は、一括受注機能サービスの共同化、共同配送・物流拠点の共同利用、リテールサポート業務の共同化、情報・物流システムの共同開発など検討・実行し、全国規模のネットワークと地域密着型の卸売サービスの高度化を図る。

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