東洋ゴム工業(株)は、米国においてタイヤ新工場を建設し、現地生産する。
北米を中心とした旺盛な海外でのタイヤ需要に応えるため、国内既存工場において増産対応を図ってきたが、既存工場では、拡張の余地が極めて厳しい状況であり、最大の需要地が北米市場であることと為替リスクの軽減が期待できることから、直接北米へ進出するのが最良と判断した。
建設地は、米国東部の各州の中から選定し、平成17年度中の完成を目指す。
投資額は150百万米ドルで、乗用車・ライトトラック用タイヤを中心に年間約200万本を生産する。
TOYOブランドは、米国大手業界誌「TIREREVIEW」が行った調査の総合評価で3年連続No.1を獲得している。