東洋合成工業(株)は2月16日、子会社であるケミカルトランスポート(株)を譲渡した。
ケミカルトランスポートは、昭和40年12月、同社化成品輸送部門を分離独立させた子会社として創業し、子会社として、物流部門を支える重要な役割を担ってきたが、排ガス規制導入、運賃値下げ等、運送業界を取り巻く環境は厳しさを増している。
このため、今後の事業計画を検討した結果、グループとして連結ベースでの業績向上を図ることが難しいと判断したため、当該子会社の代表取締役社長木村琢氏(東洋合成工業社長の親族)他に当該株式を127 785千円で売却した。
譲渡先は木村琢133 300株66.8%、東方エージェンシー(株)27 000株13.5%、千葉日野自動車(株)14 000株7.0%、その他個人3 180株1.6%。
会社概要(平成15年3月期)
商号:ケミカルトランスポート株式会社
所在地:千葉県市川市原木2498番地12
代表者氏名:代表取締役社長木村琢
設立年月日:昭和40年12月6日
事業内容:一般貨物自動車運送事業、貨物運送取扱業、倉庫業
決算期3月31日
従業員数82名
資本金99 800千円
売上高1 643 073千円