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大塚化学、三菱ガス化学/水加ヒドラジン事業における合弁会社の発足

2004年02月26日/未分類

大塚化学(株)と三菱ガス化学(株)は、水加ヒドラジン事業の統合に合意し、両社の営業を合弁会社に譲渡する。

水加ヒドラジン事業を巡る環境は、国内外ともに1990年代後半に需要のピークを過ぎ、主要需要分野における消費が減少していることから、世界的に需給ギャップが拡大し、メーカー各社は生き残りを賭けた事業戦略の根本的見直しを迫られている。

大塚化学と三菱ガス化学は、製造及び販売面での完全統合を合弁会社において行うことで、国内、世界においても有数の生産能力・販売力を持った水加ヒドラジン専業メーカーを創設する。

合弁会社は、製造拠点を四日市工場(現三菱ガス化学四日市工場)と韓国KOC(現大塚化学が発行済み株式の90%を所有する水加ヒドラジン製造メーカー)に持ち、2工場体制を確立して販直費の合理化と統合効果を最大限に享受できるような組織運営を行う。

また、需給ギャップを解消するために現大塚化学徳島工場における水加ヒドラジン製造はできるかぎり早期に停止し、固定費の削減と稼働率の向上による競争力の向上を目指す。

合弁会社の概要
社名エムジーシー大塚ケミカル株式会社
(英訳名:Otsuka-MGCChemicalCompany Inc.)
代表取締役:社長吉井忠、副社長井上秀逸
本社所在地:大阪市中央区
営業開始:平成16年4月1日
資本金5億円未満
出資比率:大塚化学㈱51%三菱ガス化学49%
事業内容:水加ヒドラジンの製造販売
売上高:約40億円
主要資産:水加ヒドラジン製造設備(三菱ガス化学四日市工場内)
KOC株式(発行済株式の90%)
公称生産能力:四日市・KOC合計24 000トン

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