（株）商船三井は、日本から台湾へ新幹線の車輌360両を運ぶ海上輸送業務を、川崎重工業（株）から受注した。
海上輸送する新幹線は、日本連合が台湾高速鉄路から受注した機電システムのうち、新幹線完成車輌全360両（12両で一編成を30編成）。製造は、川崎重工業、日本車輌、日立製作所が行う。
積港は、神戸（兵庫県）、豊橋（愛知県）、下松（山口県）で、揚港は高雄（台湾）。
本年5月から来年9月まで、一編成（12両）ごと30航海で輸送予定している。
台湾新幹線は先頭車両の長さが27M、中間車両が25M、長尺鉄道車輌の輸送に対応できるロングハッチツインデッカー船による輸送サービスを提供しており、今回の車両輸送では、昨年から今年にかけて竣工した、150トン吊り12 000DWT重量物船「GaiaTriumph」、「PoseidonTriumph」の2隻を中心に海上輸送を行う。
