富士物流(株)、(株)豊田自動織機、富士電機ホールディングス(株)は、物流サービス分野全般について事業提携・資本提携に合意した。
内容は、豊田自動織機と富士物流による事業提携の第一歩として、共同出資で提携の核となる合弁会社「TFロジスティクス(株)(仮称)」を平成16年4月下旬(予定)に設立し、両社のノウハウ・ネットワークを集中させ、共同営業開拓を推進する。
富士電機は、培ってきた広範なノウハウと技術を合弁会社の事業に応用すべく協力する。
合弁会社は、企業の物流アウトソーシングを引き受けるほか、新しい高付加価値サービスを開発・提供すえる。
合弁会社の資本金は1億円、豊田自動織機が51%、富士物流が49%を引受け、当初3年間で100億円の受注獲得を目標としている。
さらに、富士電機は、この豊田自動織機と富士物流の新たな取り組みを積極的に支援し、この包括提携をさらに強固なものにするため、富士電機の保有する富士物流株式の一部(6 491千株、総株主の議決権の約27%)を豊田自動織機に譲渡する。
この譲渡の後も富士電機は富士物流の筆頭株主(グループとして議決権の約28%)として、引き続き富士物流の経営をサポートする。
株式譲渡は3月下旬を予定している。