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伊藤園/ハイブリッドトラック導入

2004年03月25日/未分類

(株)伊藤園は、物流活動における地球温暖化、大気汚染の抑制のため、自社の営業用車両にハイブリッドトラックを導入する。

5月に日野自動車(株)の日野デュトロハイブリッドトラック(積載2t車)20台を関東、関西地区に導入し、順次、全国へ展開する。

同社はルートセールスを販売体制の基盤としており、約2 800台の営業用車両を保有している。そのため、1998年にいち早く天然ガストラックを採用するなど物流活動がもたらす環境負荷の抑制に積極的に取組んできた。

現在、「伊藤園環境中期目標」で定めた低公害車の導入計画「2004年度、導入率10%以上」を一年前倒しで達成し、全車両の約12%にあたる334台の低公害車を保有している。(2003年4月末時点)

従来、低公害車を導入する際には大気汚染の抑制効果を重視し、大気汚染物質であるPM(粒子状物質)、NOx(窒素酸化物)の排出が少ない天然ガス車や低排出ガス認定車を積極的に導入してきた。

しかし、物流活動がもたらす地球温暖化への影響が懸念されている状況を踏まえ、今後は温室効果ガス(二酸化炭素など)の排出量がより少ないハイブリッド車を併用して導入していくことを決定し、日野自動車より世界初の小型ハイブリッドトラックが発売(2003年11月)されたことで導入に至った。

今後も、物流活動における環境負荷低減の施策として低公害車の導入を積極的に推進していき、2005年4月末までに新たに237台を導入し、全車両の約20%を低公害車とする。

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