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大日本印刷/物流車輌にデジタルタコメータ搭載

2004年04月01日/未分類

大日本印刷株式会社は、自動車輸送における環境負荷低減への取り組みを強化し、人の移動と、モノの輸送のそれぞれにおいて、車種の見直し等を実施し、環境負荷低減に取り組む。

モノの輸送に関する環境負荷低減策として、グループ内の物流子会社である(株)ディー・エヌ・ピー・ロジスティクスが保有するトラックに、デジタルタコメータの搭載を推進する。

同社では、燃料使用量や、CO2、NOX排出量の削減を目的に、配車・配送ルートの適正化と、アイドリングストップを推進している。

デジタルタコメータは、トラック毎の走行実績を記録し、帰社時にそのデータをプリントアウトすることで、実態把握を可能とする装置で、既存の取り組みの精度を更に上げることが狙い。

同社は、首都圏を中心に、東北から九州まで、約200台のトラックを保有しており、既に2001年度より、横浜地区と狭山(埼玉)地区において、計36台のトラックに、デジタルタコメータを搭載している。

この結果、2000年度との比較で、燃料使用量は、2001年度が35キロリットル、2002年度が59キロリットルの削減となり、CO2削減量は、2001年度が93トン、2002年度が157トンと大きな効果をあげている。

この実績を踏まえて、ことしは3月までに、名古屋地区のトラック12台にデジタルタコメータを搭載し、その後、順次拡大していく計画。

人の移動に関する環境負荷低減策は、ガソリンの使用量削減、CO2、NOXの排出量削減を目的に、営業担当者が得意先を訪問する際に使用する営業車を、ハイブリッド車に切り換える。

まず、東海地区をカバーする中部事業部が保有する営業車約100台のうち、約40台をハイブリッド車に切り換えます。本年5月より順次切り換えを行い、3年以内に切り換えを完了する。

同社では、全国で約500台の営業車を保有しており、中部事業部での導入効果を見ながら、全国展開を検討する。

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