(株)商船三井は、成長の続く定期コンテナ航路での一段のサービス向上と競争力強化を図るため、オーバーパナマックス型フルコンテナ船12隻の船隊整備方針を決定した。
新造船は、竣工後順次、成長が見込まれる東西基幹航路に投入、サービスの増強を図る予定で、6350TEUのコンテナ船は、就航中の同型船5隻と合わせ合計13隻となり、東西航路での主力船隊として、サービスを提供していく。
8100TEUのコンテナ船は、その船型の利点を活かすべく、欧州航路への投入を計画し、具体的な投入航路および時期は、マーケット状況を見ながら、今後詳細を決定する。
今回の船隊整備により、2008年時点でのオーバーパナマックス型コンテナ船隊は合計25隻になり、コンテナ船隊の総計は、既存船を含め77隻になる。
新造船概要
・8100TEUオーバーパナマックス・コンテナ船4隻
造船会社三菱重工業株式会社
サービススピード25.0ノット
竣工時期
2007~8年-4隻
・6350TEUオーバーパナマックス・コンテナ船8隻
造船会社今治造船株式会社
サービススピード25.5ノット
竣工時期2005年-4隻
2006年-2隻
2007~8年-2隻