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クラヤ三星堂/平成16年3月期決算短信(連結)

2004年05月16日/未分類

(株)クラヤ三星堂の平成16年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループが相互に協力し経営基盤の充実・強化を積極的に進めることを目的として、潮田三国堂薬品(株)へ茨城県、栃木県、群馬県における医薬品等の卸売に関する営業を譲渡し、同社の福島県における医薬品等の卸売に関する営業と、平成薬品(株)の一般用医薬品の卸売に関する営業を譲受けた。

なお、井筒薬品(株)ならびに平成薬品(株)について、簡易株式交換によりそれぞれ完全子会社(100%子会社)とした。

これらの展開を図る一方、グループは合理的な販売価格の維持に努めるとともに、戦略地域である東海地区への新しい営業拠点開設や、機能性を高めた営業担当者向け情報端末の導入を行い、販売力強化を図った。

計画的な納品と使用量に応じた請求を組み合わせた新しいビジネスモデルの導入を、営業担当
者のスキルアップと組織的な展開によって進め、得意との関係強化に努めた。

また、事業所の統廃合や全社的なコスト削減への取組みによって、販売費と一般管理費の低減を図った。なお平成15年9月30日を退職日とする希望退職者の募集を行い、102名の応募があった。

さらに、仕事基準における成果の適正評価を基本とした新しい人事制度の導入や、販売・物流・会計を柱とする基幹システムの統合、また埼玉県加須市に、医療用医薬品とヘルスケア商品をそれぞれ専門に取り扱う二つの物流センター建設を進めるなど、グループ全体での共有化と将来にわたる機能強化を十分に見据えた基盤の構築を図った。

連結売上高は、1兆2 839億25百万円(前期比0.7%増)。販売価格の維持による利益重視の営業展開と併せて、メガ物流センターを基軸とした仕入・物流機能の発揮、また医薬品等卸売事業を営む連結子会社との共同販売促進活動や一括仕入の拡大によって、売上総利益は、1 168億5百万円(前期比1.6%増)となり、さらに、グループにおける販売・物流・会計の基幹システムの統合や新しい人事制度の導入、税制適格退職年金資産の運用利回りの好転などにより、販売費と一般管理費は、1 014億50百万円(前期比3.2%減)となった。
これらの結果、連結営業利益は、153億54百万円(前期比51.1%増)。
損失の計上などにより、44億50百万円(前期比74.7%増)となりました。

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