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イオン/マニュジスティックスのソリューションを採用し、SCMシステムを構築

2004年05月19日/未分類

マニュジスティックス・ジャパン(株)は、イオン(株)が、SCMシステム構築のため、マニュジスティックスのソリューションを採用したことを発表した。

イオンは、グローバルレベルの経営システムに到達することを目標に、ITインフラ整備、業務のグローバルスタンダード化等を推進している。

今回のSCMシステム構築もその一環で、第一段階として、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の内約400品目とナショナルブランド2社の一部商品を対象に、9月からシステムを稼動させ、国内の物流センターにおける週次の需要予測精度向上と、取引先を結んだCPFRにより、需要計画、在庫補充計画、仕入計画を最適化し、欠品や在庫の削減を図る。

そして、この第一段階の稼動開始後、検証期間を経て、来春以降、対象商品や取引先などを順次拡大していく予定。

「トップバリュ」は、食料品、衣料品、家庭用品など約2 400品目を展開しており、商品は、国内6ヶ所の物流センターから、JUSCO、Maxvalu、SATYなど全国のグループ店に配送されている。

イオンが採用したのは、マニュジスティックスの完全Webネイティブソリューションである、Manugistics7シリーズの、NetWORKS DemandTM(需要計画)、NetWORKS FulfillmentTM(供給計画)、NetWORKS CollaborateTM(コラボレーションツール)、NetWORKS Market ManagerTM(取引先との需要計画情報の共有)、NetWORKS MonitorTM(モニタリングツール)。

採用には、需要予測、在庫補充計画、CPFR、需要集約の4分野で実データを用いた導入効果測定を実施し、欠品や在庫の大幅削減が見込めるなどの結果がイオンのユーザ部門、システム部門で高く評価された。

今回のイオンの取り組みは、需給計画をひとつのシステムにより一貫して行なうという点や、中長期にわたる販売計画を取引先と共有し、本格的なCPFRに着手するという点で、一グループ企業が推進するSCMプロジェクトとしての先進性のみならず、国内の小売業界全体で見た場合も、非常に画期的なプロジェクトとなる見通し。

マニュジスティックスのソリューションは、世界の主要な流通・小売企業や、関連する食品・飲料・日用品業界において豊富な実績を持っており、CPFRの分野においても、米国の流通業界団体VICSが中心となって手がけた初期パイロットプロジェクトに参画するなどパイオニア的な取り組みを行なってきた。

マニュジスティックスでは、その実績や経験により、イオンのプロジェクトを強力に支援していく。

問い合わせ
マニュジスティックス・ジャパン株式会社
広報担当
浜手
Tel03-5421-5906
Fax03-5421-5909
hhamate@manu.com

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