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日本ロジテム/平成16年3月期決算短信(連結)

2004年05月24日/未分類

日本ロジテム(株)の平成16年3月期決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社は、平成15年5月に横浜第二営業所、平成16年2月に鶴ヶ島営業所を開設し営業拠点の拡大を図ったが、得意先からの単価引き下げが続き、配送センターの空きスペースも発生する一方で、車両代替費用等のコスト増加要因も加わり、収益状況は非常に厳しいものとなった。

また、関係会社は、国内では、ロジテムエージェンシー(株)が業務請負および物販の拡大等により収益を確保し、海外では、旅客輸送事業と賃貸マンション事業のLOGITEMVIETNAMCORP.NO1が好調を維持した。

しかし、阪神ロジテム(株)の新規取引開始に伴うイニシャルコストの発生や平成15年9月に中国に新設した洛基泰姆(上海)物流有限公司の営業開始の遅れ等により、著しい回復には至らなかった。

以上の結果、当連結会計年度の業績は、営業収益は、309億70百万円(前年同期比0.7%増)。営業利益は、3億6百万円(前年同期比49.0%増減)、経常利益は、2億22百万円(前年同期比65.0%減)。当期純利益は、64百万円(前年同期比75.0%減)。

事業の種類別セグメントの業績
貨物自動車運送事業
新規および既存得意先の積極的な営業展開を図ったが、得意先からの単価引下げが続き、営業収益は133億80百万円(前年同期比1.3%増)となり、営業利益は、8億15百万円(前年同期比5.8%減)となった。同事業の営業収益は、連結収益全体の43.2%。

配送センター事業
冷夏やSARSの影響による貨物取扱量の減少に加えて、倉庫の空きスペースの発生、単価引下げ等に対応すべくコスト削減を図ったが、営業収益は101億25百万円(前年同期比0.9%減)となり、営業利益は7億90百万円(前年同期比15.3%減)となった。同事業の営業収益は、連結収益全体の32.7%。

その他事業(省略)

次期の見通し
業界を取巻く事業環境は、荷主企業の物流コスト削減要請に加え、昨年10月に施行されたトラック等に対する排出ガスの法的規制など、引き続き厳しいものと予想される。

このような状況の中で同社グループは、得意先第一主義の徹底を推進し、高品質で環境にやさしい物流サービスを提供するため、物流業務の改善、情報システムの研究開発に一層注力し、得意先との信頼関係をより強固なものとするとともに、営業開発部門を強化し、新規得意先の誘致を強力に推進する。
平成17年3月期連結業績見通し
営業収益33 600百万円(前年同期比8.5%増)
経常利益840百万円(前年同期比278.4%増)
当期利益350百万円(前年同期比446.9%増)

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