（株）商船三井は、深セン市投資管理公司（以下：SIHC）の子会社である深セン市西部物流有限公司（以下：西部物流）が深セン市西部で開発する前海湾物流園区プロジェクトに協力する。
同プロジェクトは、南中国最大のコンテナ取扱いを誇る深セン地区で、保税倉庫、コンテナデポ、配送基地などを備える、最大規模の物流拠点となるもの。
深セン地区は経済特区として飛躍的な成長を続け、同市西部地区は、広州、中山、珠海などの珠江三角州（PearlRiverDelta）との中継基地としても注目されている。
同社は、同地区において、SIHCと強力なパートナーシップを築き、更に第二段階として、本プロジェクトに関わる業務提携・資本提携を検討し、南中国において増大する顧客の幅広いロジスティクスニーズに応える体制を整える。
前海湾物流園区プロジェクトの概要
着工：2004年秋予定
開発主体：深セン市西部物流有限公司
場所：深セン市媽湾前海湾地区
事業内容：保税倉庫、コンテナデポ、配送基地などによるロジスティクスサービス
董事長：陳立祥（現西部物流公司董事長）
面積：前海湾物流園区のうち約60万平方メートル
協力の概要：第一段階として、秋を目途に人材交流（西部物流の従業員の研修、専門要員の派遣など）を行い、第二段階で、倉庫運営、コンテナヤード運営などの、業務提携・資本提携を検討する。
