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日本トランスシティ/デカルトシステムズジャパンよりSCM支援システム導入

2004年05月24日/未分類

デカルトシステムズジャパン(以下:デカルト)は、日本トランスシティ(株)より、荷主が自社の注文書及び商品番号などによる貨物追跡や、輸送途上のものも含んだ複数拠点をまたがる在庫照会が可能になるデカルトのLNOSビジビリティーを受注したと発表した。

生産拠点、調達拠点のグローバル化に伴い国境をまたがるサプライチェーン構築が声高に叫ばれる中、トランシィにも実物流に加えて情報システム面でもより一層のサポートを期待する荷主が増えてきている。

具体的には、海外拠点までの輸送ステータスの供給、現状在庫の把握、輸送効率化などの求めが増えている。こういった中、トランシィは今まで国内物流においてはこういった顧客要望に応えることのできる情報システムを備えてきたものの、国際輸送については国内のそれらと比較すると、ますます高まる顧客要望に応えられる情報インフラとして、既存の情報システムでは不十分であった。

今回トランシィが採用するデカルトのソリューションはLNOSビジビリティーで、欧米ではエリクソンなどが採用している。同システムはバイヤーからサプライヤーへの注文書、その受注書、出荷、入荷情報を始め、輸送業者(船会社、航空会社)などからEDI(ElectricDataInterchange)により輸送ステータス情報を、トランシィなどの物流業者からの(保税)倉庫入出荷情報、通関情報、国内輸送情報などを統合することにより、関係各社は注文書番号、輸送番号などから現状の注文状況をリアルタイムで把握できる他、輸送途上の在庫(積送在庫)を含めたある時点でのサプライチェーン上の在庫を的確に把握することが可能になる。

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