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日本トランスシティ/取扱量伸びず営業利益27%減

2009年11月10日/3PL・物流企業

日本トランスシティが11月10日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は370億2500万円(前年同期比16.2%減)、営業利益14億8300万円(27.0%減)、経常利益15億3800万円(27.9%減)、当期利益9億2700万円(24.0%減)となった。

第2四半期は、総合物流事業の倉庫業で、倉庫保管残高と入出庫の取扱量が在庫調整の進展や荷動き悪化が影響し、前期比で減少した。物流加工業務は、一般消費財を中心に取扱量はほぼ前期並みで推移した。港湾運送業では、四日市港のコンテナ貨物の取扱量はほぼ前期並みで推移したが、石炭・コークスなどの輸入原料、輸出自動車など取扱量は全般的に減少した。

陸上運送業では、環境に優しい物流として取組んでいるバルクコンテナ輸送量はほぼ前期並みだったが、主力のトラック輸送の取扱量が荷動き悪化の影響で減少。国際複合輸送業では、海上貨物の取扱量が大幅に減少し、航空貨物の取扱量もほぼ前期並みだった。その他の事業では、業務の効率化に努めた。

通期は荷動きの本格的な回復が期待できないこと、生産性向上と経費節減などの取組を継続することなどで、業績予測値を修正。売上高750億円(9.1%減)、営業利益26億円(12.2%増)、経常利益26億円(2.4%増)、当期利益15億円(3.2%増)を見込んでいる。

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