伊藤忠商事（株）は、中国鉄道部傘下の総合商社部門である中国鉄路物資総公司と包括取引契約書を締結した。中国鉄路物資総公司にとって、民間企業との初の包括取引契約となる。
中国鉄路物資総公司は、中国物資流通分野で中国第1位(2003年度)の売上高で、主に、貿易、工業生産、輸出入、物流、不動産等のビジネスを営んでおり、24の子会社を保有している。2003年度末現在で、総資産RMB126億(約1，630億円)で、年商はRMB260億(約3，380億円)。
包括取引契約書の締結を受けて、まずは鉄道、自動車、食料、鉄鉱石等の各分野における共同プロジェクトの推進をスタートし、他分野にも順次拡大させて行く予定で、両社の総合力を発揮したビジネスの拡大を目指すことで、両社は、日中間のみならず世界的な戦略パートナーシップの樹立を目指す。
