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伊藤忠商事/商船三井、ソナトラック社(アルジェリア)とLNG輸送合弁会社設立

2004年06月13日/未分類

伊藤忠商事(株)は、(株)商船三井、ソナトラック社(アルジェリア国営炭化水素公社)、ヒプロック社(ソナトラック100%出資の海運子会社)とともに、各社4分の1出資による合弁会社を設立し、75,500m3型新造LNG船を建造、同船をソナトラック社に長期貸与することに合意した。総事業コスト約350億円となる見込み。

本合弁事業に関連し合弁4社共同で造船所選定の為の国際入札を実施した結果、ユニバーサル造船が1隻+1隻(1隻はオプション船。各々2007年、2009年竣工予定)にて落札、同4社よりユニバーサル造船への発注が決定した。

同船は、地中海水域でのLNG輸送に最適な、地中海マックスと呼ばれるLNG船で、同船型としては、最大となる。

アルジェリアは1964年の初出荷以来、欧州、北米向けを中心に年間約2,000万トン(2002年実績)のLNGを輸出している世界第二位のLNG輸出大国で、ソナトラック社は本船を地中海沿岸国を中心とした欧州向けトレードに投入、LNG輸送・販売能力を更に強化する予定。本船は竣工後ヒプロック社と商船三井により共同運航される。

伊藤忠商事は、ソナトラック社と1969年以降30年以上に亘り化学プラントの建設を始めガス開発に至るまで総合的な取組みで実績を積み上げ、また近年三国間でのLNG輸送事業取組みを積極化している。

また商船三井は三国間を含めた世界のLNG輸送に積極的に取組み、同分野におけるリーディングカンパニーとしてLNG輸送事業を拡大している。

伊藤忠商事・商船三井は2002年にもソナトラック社、ヒプロック社と均等出資で合弁会社を設立、現在川崎造船にて145,000m3型新造LNG船1隻を建造中で、竣工後(2004年10月予定)ソナトラック社に長期貸与する。

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