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新日本石油/マレーシア・サラワク沖セライ・ガス田の商業生産開始

2004年06月23日/未分類

新日本石油(株)の石油開発部門である新日本石油開発(株)が出資する日石サラワク石油開発株(株)は、同社が37.5%の権益を保有するマレーシア・サラワク沖SK-8鉱区内のセライ・ガス田において、オペレーターであるロイヤル・ダッチ・シェル社と共に天然ガスの開発を行っていたが、この度、同ガス田における生産設備が完成し、商業生産を開始する。

日石サラワク石油開発(株)は、1991年8月にマレーシア・サラワク沖SK-8鉱区のプロジェクト会社として設立され、その後の探鉱活動の結果、1992年から1994年にかけて複数のガス田を発見し、セライおよびジンタン・ガス田の商業生産に向け、2002年に天然ガス生産設備の建設に着手していた。

今回商業生産を開始するセライ・ガス田の生産量は、天然ガスが日量最大約800万立方メートル(原油換算:日量約5万バレル)、コンデンセートが日量最大約8千バレルとなる予定で、日石サラワク石油開発は、生産した天然ガスおよびコンデンセートをともに海底パイプライン経由でサラワク州ビンツルに輸送し、マレーシアLNGティガ社のプラントにおいて分離・液化(LNG化)したうえ、LNGについては日本国内の需要家などに、コンデンセートについてはマレーシアの国営石油会社であるペトロナスに販売する。

また、ジンタン・ガス田も、本年7月末には商業生産を開始する予定で、これによりSK-8鉱区において開発を行っていた2つのガス田が、ともに生産段階に移行する。

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