LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

青山商事/フレームワークスの「Logistics Station iWMS」稼動

2004年06月27日/未分類

青山商事(株)は、ネクタイ、シャツなど軽衣料の物流センター管理システムとして、井原商品センターに(株)フレームワークスの「Logistics Station iWMS(R)」を導入し、稼動した。

井原商品センターは、青山商事の「洋服の青山」、「CALAJA」、「THESUITCOMPANY」の全国約760店舗へ1日2000~4500カートン(1カートン-約30点の商品)の軽衣料の出荷を管理し、販売を支える店舗のための商品センター。

青山商事は、全社的な取り組みとして、出荷リードタイムの短縮、全社的な情報共有化、検品精度の向上を目的に、メーカーからの納入予定登録機能(WEBエントリー)の稼動およびカートン管理の見直しを計画していた。

その一方では、商品センター改善の取り組みとして、コスト削減、作業効率の向上を目的に機器の刷新、物流システムの見直しを検討さし、フレームワークスの「Logistics Station iWMS(R)」を採用した。

青山商事のプロジェクト統括部長である長谷川氏は、導入理由について「Logistics Station iWMS(R)」が200以上の物流拠点で導入実績があり、完成度の高いパッケージで、検討期間は1日でも多く、開発期間は極力少なく、テスト期間は十分にという選定方針と合致していたためとしている。

また、フレームワークスのSIパートナーに、青山商事と交流のある(株)アクトシステムズが加わり、地元密着型の全面保守サポートが実現できることも要因だった。

青山商事は、導入した結果、無線ハンディターミナルの活用より、従来行っていた複数作業を一つの作業で行うことが可能となり、またリアルタイムでのデータ更新の実現により、作業効率、出荷スピードの向上、リアルタイムでの情報共有を実現した。

リアルタイムでの情報共有実現により、青山商事本社、井原商品センター、各店舗にて従来発生していたデータ入力、データ加工などの手間を省き、かつ部署毎に発生していた重複作業の削減を実現した。

商品センターでは、全国の店舗に多数の商品を供給するため、カートン単位で在庫管理を行っており(1カートン-約30点の商品)。カートンに入っている約30点の商品の情報に対して、カートン毎に番号を割り当てて管理することにより、カートンのラベルをスキャニングするだけで、カートン内のすべての商品の在庫情報の取得や更新が可能となり、商品センターおよび店舗での検品精度が向上した。

青山商事では、従来の物流システムは、プログラムを一から構築し、稼動まで多くの時間を費やしていたが、「Logistics Station iWMS(R)」は開発、単体テストを約2.5ヶ月という短期間で完了し、導入当日より大きな問題もなく稼動した。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース