スズキ(株)と米ゼネラルモーターズ・コーポレーション(以下:GM)は、両社の戦略提携関係の一環として、スズキがGM製V6エンジン生産を行うことで合意した。
スズキは、静岡県榛原郡にある相良工場でGM製の新型世界戦略V6エンジン(排気量3.2Lと3.6L)を生産し、今後導入予定のスズキブランド車に搭載する。生産開始は、2006年の予定。
GMの世界戦略V6エンジンは、オールアルミ製、バンク角60度、DOHC24バルブのシリーズ。排気量は2.8リッターから3.6リッターまでで、可変バルブタイミング機構など最新のエンジン技術を採用している。
GMは、同社の2004年モデルに世界戦略V6エンジンを搭載しており、現在、GMのカナダに在るセントキャサリン工場と、同オーストラリアのフィッシャーマンズベンドにあるホールデン社の工場で生産している。