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ドコモ・センツウ/「海陸一体ネットワークシステム」開発

2004年07月04日/未分類

商船三井フェリー(株)、東京牛乳運輸(株)、ドコモ・センツウ(株)、ふそうエンジニアリング(株)はトラックの車両運行を陸上運行とフェリーへの乗船運行時をリアルに管理できるシステムを開発し、夏以降にシステム運用の募集を始め、年度内にはサービス提供を開始する。

東京牛乳運輸は、ふそうエンジニアリングの車両運行管理システム「FTSS」をトレーラーに搭載し、自社開発したトレーラー運行管理システム「T-TOCS」を使用して、無人運行しているトレーラーの運行・品質の管理を行なっている。

これを発展させ、長距離フェリー等を使用した海上輸送中でもトレーラーの状態をリアルタイムに把握できる「海陸一体ネットワークシステム」を開発したもの。

日本の沿岸を航行する船舶の中では、(株)NTTドコモのパケット通信(DoPa)は使えないが、衛星パケット通信(ワイドスター)を利用することにより、海上輸送中でも陸上と同様に、リアルタイムな車両運行管理ができるようになった。

商船三井フェリーは、フェリー「さんふらわあつくば」と「さんふらわあみと」の2隻に、ワイドスターを設置して、トレーラーを搭載するデッキに無線LANが使用できる環境を構築した。

一方、乗船するトレーラー側は、ふそうエンジニアリングの「FTSS」に加え、ドコモ・センツウの車両運行支援システム「デジタルラポ」を搭載することで、DoPaと無線LANを介したワイドスターとを切替える機能を実現した。

これにより、陸上輸送中はDoPa網を経由し、海上輸送中はワイドスターの衛星パケット網を経由することで、リアルタイムにトレーラーの運行管理ができるようになり、東京牛乳運輸は高品位な輸送業務を実現する。

問合せ先
ドコモ・センツウ株式会社
法人営業部MM営業担当
電話03-3438-2315

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